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海外携帯電話(GSM携帯電話、W-CDMA携帯電話、SIMカード)とは

海外で使われているGSM、W-CDMA方式の携帯電話およびSIMカードの説明です。

1.海外ケータイの特徴

当店で取扱う海外用携帯電話は、GSM方式と呼ばれる通信規格を採用したもので、その他にGSM方式とW-CDMA方式に対応した3G携帯電話も御座います。GSM方式はヨーロッパで制定された 第2世代(2G)の規格で日本と韓国を除く世界約160の国と地域で採用されています。W-CDMAは、ヨーロッパで制定された第3世代 (3G)の通信方式で、ヨーロッパではUMTSと呼ばれています。日本の他、欧米、アジアの一部の国で採用されており、次世代グローバルスタンダード規格として徐々に普及が進んでいます。 (他にもCDMACDMA 2000、AMPS、D-AMPSなどの通信規格が存在しますが、これらの製品は当店では取扱っておりません。)

当店の取扱製品もそうですが、海外の携帯電話の多くが、SIMカード(シムカード)方式を採用しています。SIMカードは、日本でもFOMAやボーダフォン 3G等のサービスでFOMAカード、U-SIMの名称で採用されていますが、SIMカード式の携帯電話では、携帯電話本体にSIMカード(シムカード)と呼ばれる 電話番号等の情報を記録したICカードを差し込んで初めて使えるようになっています。

海外では、携帯電話本体と回線契約(SIMカード)が完全に分離して販売されていることが普通で、携帯電話本体は、ケータイショップ等で購入し、後は、好きなキャリアと契約して、キャリアからもらえるSIMカードを携帯電話に差し込めば 通話ができるようになります。 何か複雑そうに聞こえますが、このシステムは非常に便利で、キャリアが気に入らなければ、新しく加入し直して、新しいSIMカードに差し替えるだけ です。携帯電話本体は無駄になりません。

また、携帯の機種交換も、ケータイ本体を購入して、今持っているSIMカードを差し込むだけの手軽さ。そもそも機種交換なんて言葉がないわけです。

海外には国際ローミングをサポートするSIMカードやプリペイド式のSIMカードもありますから、欧米人は、海外に出かける時、そのまま自分の「携帯電話+SIMカード」を持って出かけたり、ローミング通話料を節約したい人は、 現地でプリペイド式のSIMカードを購入して自分の携帯電話に差し込んで使っています。

このような技は、ケータイ本体と契約(SIMカード)が完全に分離した携帯電話だからできるわけです。ですから欧米人は、海外に出かける場合でも 「ケータイ」で苦労することは少ないんです。

※モバイラーズ・リパブリックでも、携帯電話本体とSIMカードを分けて販売しております。携帯電話本体だけでは通話できません。SIMカードが必ず必要です。

SIMカードの写真
海外ケータイのSIMカード
SIMカード取付けイメージ
SIMカードを挿入した海外ケータイ

2.GSMケータイが便利なわけ

世界を見渡すと日本と韓国を除く、殆どの国でGSM方式の携帯電話サービスが提供されてます。実は、 日本は、通信規格上は鎖国状態だったんです。日本の携帯電話は、日本独自の規格であるPDCやCDMA、CDMA-2000、W-CDMAと呼ばれる通信規格を採用しており、GSM方式とは互換性が無いため、基本的に日本の携帯電話をそのままGSM方式の国に持って行っても使えません。 逆に海外のGSM規格の携帯電話を日本に持ち込んでも通話できません。

海外の殆どの地域で採用されている規格がGSM方式ですから、海外で出かけた場合は、必然的にGSM方式の携帯電話が必要になります。

GSM携帯電話が1台あれば、多くの国でそのまま、またはSIMカードのみを交換することで通話ができます。将にグローバルスタンダード。「どこの国の携帯電話」という概念自体が存在しないわけです。

実は、GMS方式の柔軟性は誕生した場所に秘密が隠されています。GSM方式は、陸続きで国同士の経済的な繋がりも強いヨーロッパ主導で制定された規格です。ヨーロッパの人々は、「国境を越えても使える」柔軟な規格を求めました。そして誕生したのがGSM方式です。実際、GSM方式の携帯電話サービスでは、国際ローミングなどの国境を越えたサービスが充実しています。

海外へお出掛けの際は、「GSM携帯電話とSIMカード」を忘れずに!

3.日本と海外の溝埋めてくれる? 3Gケータイ

日本では、次世代携帯にNTTドコモとボーダフォンがW-CDMA方式、auがCDMA 2000 1X方式を採用しています。

どちらの方式も第三世代(3G)の規格にあたり、海外でも採用されているグローバル・スタンダードな規格です。

グローバル・スタンダードな規格なら、そのまま、海外へ持ち出して使えるとお考えかもしれませんが、実は第三世代の通信規格であるW-CDMA、CDMA 2000は、海外では普及し始めたばかりで、現在のところ、圧倒的にGSM方式がシェアの大部分を占めています。

日本では、海外でも使えることを謳い文句に売られている携帯電話がありますが、実は、「W-CDMA+GSM」、「CDMA2000+GSM」などの組合せで、第三世代の規格とGSM方式の両方に対応したものです。海外では、GSM方式の携帯電話として動作する訳ですから、加入している通信会社が海外の通信会社と提携していれば、そのまま海外でも使えてしまいます。

これで「海外と日本の溝は埋まった。」と思われるかもしれませんが、はたしてそうでしょうか?

日本の通信会社が販売する海外対応携帯電話の多くもSIMカード式を採用していますが、「SIMロック」と言って自社のSIMカードしか使えない制限を掛けた状態で販売されています。海外で売られているのは、SIMロックのない任意の通信会社のSIMカードを使うことができる携帯電話が'主流です。欧米では、通信会社がSIMロックを掛ける代わりに価格を下げて販売する例もありますが、通常、規定の料金を支払ったり、決められた契約期間を経過するればロックは解除してもらえます。日本の通信会社はどうでしょうか?日本の海外対応携帯電話では、国によってSIMカードを入れ替えるなどのSIMカード式携帯電話の醍醐味が味わえないのです。

通話料の面から見ても、現地のSIMカードを使えば、一番安上がりなはずなのにSIMロックのお陰で、SIMカードは交換できません。

逆に海外でも、GSMとW-CDMAの両方に対応した携帯電話は販売されており、その多くは、SIMロックのないSIMフリーの状態で売られています。GSM方式は海外で主流 、W-CDMA方式は日本でもサービスが開始されています。このような第三世代の3G携帯電話なら対応するSIMカードさえあれば日本でも海外でも柔軟に使うことができます。実際、謳い文句が「日本でも使える」だったりします。 唯一の問題は、海外の携帯電話は、日本語の入力・表示ができないことです。この点は日本人には不便です。

※当店でも、SIMフリーのW-CDMA、GSM両方式の対応した3G携帯電話を取扱っております。