2009-11-08 18:04:37
カテゴリタグ:
携帯電話
ここまで「Nokia 5730 XpressMusic」の環境を整えると言うストーリーで記事を書いてきました。
まだ、本格的な環境構築の話にはなっていませんが、今回は、その準備としてアプリケーションのインストールについてお話します。
一口にノキアの携帯電話と言っても「Symbian OS」を搭載する「S60」と「Nokia OS」を搭載する「S40」では、インストールできるアプリも異なります。
柔軟な「S60」では、「Symbianアプリ」、「Java(MIDP)アプリ(」などがインストールできますが、「S40」では、インストールできるのは基本的に「Java(MIDP)アプリ」のみとなります。
ですから、「S60」の方が、PCのように柔軟な環境が構築できると言えます。
・Symbianアプリ・・・Symbian OS上で動く、ネイティブなアプリケーション。S60にインストールできる。ファイルには「sis」、「sisx」と言った拡張子が付く。
・Java(MIDP)アプリ・・・組み込みデバイス用のJava言語で記述されたアプリ。ノキアの携帯電話にインストールできるのは「MIDP2」。ファイルには「jar」という拡張子が付く。(アプリ本体ではないが、jadと言う拡張子のファイルもインストール用に存在する。)
※上記の他に「S60」には、「Widget」と呼ばれる形式のアプリも存在します。
一口にSymbian OS用のアプリといっても、Symbian OSを採用するのはノキアだけではありませんし、バージョンも複数あり、話は単純ではありません。
ですから「S60」と言えども、Symbian OS用のアプリなら何でもインストールできるわけではありません。
インストールできる、できないの判断は、通常はOSのバージョンではなく、ユーザーインターフェース(プラットフォーム)のバージョンやモデル名で判断します。
「Nokia 5730 XpressMusic」のユーザーインターフェースは、「S60 3rd FP2」です。
「Nokia 5730 XpressMusic対応」や「S60 3rd用」と記述があるアプリなら大体、大丈夫ですね。
一方「Nokia 5800 XpressMusic」などが採用するユーザーインターフェースは、「S60 5th」。
こちらは、タッチパネル液晶を搭載するモデル用のインターフェースなので、「S60 5th」専用のアプリは「S60 3rd FP2」の「Nokia 5730 XpressMusic」にはインストールできません。
また、インストール対象の「ノキア Symbina Ver.9.3用」などと、OSのバージョンで表示するケースもあるので、自分の携帯電話のOS、ユーザーインタフェースのバージョンは把握しておいた方が良いでしょう。
これらは、ノキア社HPの商品説明ページで確認できます。
1.Symbianアプリケーションの証明書(サイン)
Windowsなどでは、アプリケーションを自由に作成、公開できます。
そのお陰で、私たちは、安く便利なアプリケーションを利用でき、アプリケーションの発展にも大きく貢献していますが、Symbianの場合は、少し異なります。
とは言え、基本的に、Symbian用のアプリケーションの開発や公開は自由です。
しかし、高度な通信機能を持つ携帯電話の場合、悪意を持ったアプリケーションをインストールした時のリスクが非常に高くなります。
例えば、電話帳のデータを送信させたり、カード情報の安全な管理ツールと称して、入力した情報を送信するようなアプリを組む事も不可能ではありません。
そこで、このリスクを回避するために「Symbian Signed(Certified Signed)」という制度が用意されています。
テストに合格しなければ「Symbian Signed」の電子証明は与えられません。
一種の、安全ですというお墨付きみたいなものですね。
20個の「ケイパビリティ」と呼ばれるカテゴリに分類し、リスクの高い機能を利用するアプリほど、多くの「ケイパビリティ」が必要となり、高度な認証を受ける必要があります。
つまり、リスクが高い機能を使用するアプリほど、証明書は簡単に取得できないようになっています。
携帯電話本体側でも、「Symbian Signed」などの証明書が付加されていないアプリはインストールできないように制限をかけることができますので、その場合は、証明書が付加されていないアプリはインストールできません。
「Nokia 5730 XpressMusic」では、メニューから「Settings」->「Settings」->「Applications」->「App. manager」を実行すると、インストール可能なアプリの設定が現れます。

「Software Installation」の項目を「Signed Only」にすると証明書のないアプリはインストールできなくなり、「All」にすると証明書のないアプリでもインストールできるようになります。
※「All」を選択し、制限を無くす場合は「Online certificate check」も、必ず「Off」にする。
ただし「All」は、リスクの伴う設定ですのでご注意下さい。
インストールの際に警告は表示されますが、証明書が付与されてないアプリでも、インストールは可能となります。
ただし、どんなアプリでもインストールできる訳ではないようです。
「証明書」が付与されていても期限が切れているものはダメですし、その他にもインストールできない条件がありそうですが、条件は不明です。
Symbian用アプリの中には、証明書を付与せずに配布されているアプリも沢山あります。
このようなアプリでも前述の通り、インストールする方法はありますし、それでもインストールできない場合は「Developer Signed」と呼ばれる開発者向けの証明書を付与してインストールする方法もあります。
「Developer Signed」は、本来、開発中のアプリを実機にインストールするための証明書ですが、個人でもこの証明書をアプリに付与することは、それほど難しくありません。
ですが、素性が不明なアプリをインストールすることは、リスクが伴う行為ですので、注意が必要です。
では、アプリケーションのインストール方法を説明してゆきましょう。
その前にアプリケーションのインストールには、リスクが伴うことは理解しておいて下さい。
PCなどと同様にインストールしたアプリケーションが原因で不具合を起こす事も考えられます。
アプリのインストールは、自己責任でお願いします。
まず、インストール用のファイルを用意しないといけません。
「sis」、「sisx」、「wgz」、「jar(jad)」などの拡張子を持つファイルがインストールでいます。
※「S40」は、「jar(jad)」のみインストール可。
アプリケーションの説明書などに従い、インストールファイルを準備しておきましょう。
2.Nokia PC Suiteからアプリをインストールする
まずは、「Nokia PC Suite」の「Nokia Application Installer」を利用したアプリのインストールを説明します。
「S60」、「S40」の両方で、この方法が利用でき、基本的に、Symbianアプリ、Javaアプリなど、全てのアプリケーションがインストールできます。
まず、携帯電話とPCをUSBケーブルで接続します。
これが終わったら「Nokia PC Suite」を起動し、「Install Applications」というアイコンをクリックします。

画面左側はPC上のファイルを表示する画面で、画面右側は、携帯電話にインストールされているアプリの一覧が表示されています。
画面左側でインストールするファイルを選択し、画面中央の「右矢印アイコン」をクリックするとインストールが開始されます。
携帯電話本体にも、インストール先などの確認画面が表示されますので、携帯電話本体を操作して、インストールを完了させてください。
この画面では、インストールしたアプリの削除も可能で、画面右側で削除するアプリを選択して反転表示させ、画面上の「ゴミ箱アイコン」をクリックすれば削除が始まります。
インストール同様に携帯電話本体でも確認画面が表示されますので、作業を継続してください。
3.インストールファイルを、携帯電話本体にコピーしてインストールする
これも「S60」、「S40」の両方で利用できます。
「Nokia PC Suite」、カードリーダーなどを使って、携帯電話本体にインストールファイルをコピーします。
「S40」の場合は、これで完了で、後は、「メニュー」の「Applicatons」などからファイルを「Open」し、設定を済ませればOKです。
「S60」の場合は、「File Manager」を起動します。
(「Nokia 5730 XpressMusic」の場合、「メニュー」から「Apps.」->「Organiser」->「File mgr.」)

一覧からインストールファイルを選択し、「Open」。

これでインストールが開始されます。
4.アプリケーションのアンインストール(S60の場合)
「S60」でのアプリケーションのアンインストール方法です。
前述の通り、「Nokia PC Suite」からも同様にアプリケーションの削除が可能ですので、そちらを利用しても構いません。
下記は「Nokia 5730 XpressMusic」の場合の例で、メニュー構成、名称などは機種によって異なります。
「メニュー」から「Settings」->「Data mgr.」->「App. mgr.」を起動します。

そして「Installed app.」起動。
一覧からアンインストールするアプリを選択し、「Options」->「Uninstall」を実行。

これでアンインストールが開始されます。
5.アプリケーションのアンインストール(S40の場合)
「S40」でのアプリケーションのアンインストール方法です。
前述の通り、「Nokia PC Suite」からも同様にアプリケーションの削除が可能ですので、そちらを利用しても構いません。
「メニュー」の「Applicatons」などからファイルを直接削除します。
しばらく、地味な話が続きましたが、次回は、いよいよ「日本語化」についてお話します。
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まだ、本格的な環境構築の話にはなっていませんが、今回は、その準備としてアプリケーションのインストールについてお話します。
一口にノキアの携帯電話と言っても「Symbian OS」を搭載する「S60」と「Nokia OS」を搭載する「S40」では、インストールできるアプリも異なります。
柔軟な「S60」では、「Symbianアプリ」、「Java(MIDP)アプリ(」などがインストールできますが、「S40」では、インストールできるのは基本的に「Java(MIDP)アプリ」のみとなります。
ですから、「S60」の方が、PCのように柔軟な環境が構築できると言えます。
・Symbianアプリ・・・Symbian OS上で動く、ネイティブなアプリケーション。S60にインストールできる。ファイルには「sis」、「sisx」と言った拡張子が付く。
・Java(MIDP)アプリ・・・組み込みデバイス用のJava言語で記述されたアプリ。ノキアの携帯電話にインストールできるのは「MIDP2」。ファイルには「jar」という拡張子が付く。(アプリ本体ではないが、jadと言う拡張子のファイルもインストール用に存在する。)
※上記の他に「S60」には、「Widget」と呼ばれる形式のアプリも存在します。
一口にSymbian OS用のアプリといっても、Symbian OSを採用するのはノキアだけではありませんし、バージョンも複数あり、話は単純ではありません。
ですから「S60」と言えども、Symbian OS用のアプリなら何でもインストールできるわけではありません。
インストールできる、できないの判断は、通常はOSのバージョンではなく、ユーザーインターフェース(プラットフォーム)のバージョンやモデル名で判断します。
「Nokia 5730 XpressMusic」のユーザーインターフェースは、「S60 3rd FP2」です。
「Nokia 5730 XpressMusic対応」や「S60 3rd用」と記述があるアプリなら大体、大丈夫ですね。
一方「Nokia 5800 XpressMusic」などが採用するユーザーインターフェースは、「S60 5th」。
こちらは、タッチパネル液晶を搭載するモデル用のインターフェースなので、「S60 5th」専用のアプリは「S60 3rd FP2」の「Nokia 5730 XpressMusic」にはインストールできません。
また、インストール対象の「ノキア Symbina Ver.9.3用」などと、OSのバージョンで表示するケースもあるので、自分の携帯電話のOS、ユーザーインタフェースのバージョンは把握しておいた方が良いでしょう。
これらは、ノキア社HPの商品説明ページで確認できます。
1.Symbianアプリケーションの証明書(サイン)
Windowsなどでは、アプリケーションを自由に作成、公開できます。
そのお陰で、私たちは、安く便利なアプリケーションを利用でき、アプリケーションの発展にも大きく貢献していますが、Symbianの場合は、少し異なります。
とは言え、基本的に、Symbian用のアプリケーションの開発や公開は自由です。
しかし、高度な通信機能を持つ携帯電話の場合、悪意を持ったアプリケーションをインストールした時のリスクが非常に高くなります。
例えば、電話帳のデータを送信させたり、カード情報の安全な管理ツールと称して、入力した情報を送信するようなアプリを組む事も不可能ではありません。
そこで、このリスクを回避するために「Symbian Signed(Certified Signed)」という制度が用意されています。
テストに合格しなければ「Symbian Signed」の電子証明は与えられません。
一種の、安全ですというお墨付きみたいなものですね。
20個の「ケイパビリティ」と呼ばれるカテゴリに分類し、リスクの高い機能を利用するアプリほど、多くの「ケイパビリティ」が必要となり、高度な認証を受ける必要があります。
つまり、リスクが高い機能を使用するアプリほど、証明書は簡単に取得できないようになっています。
携帯電話本体側でも、「Symbian Signed」などの証明書が付加されていないアプリはインストールできないように制限をかけることができますので、その場合は、証明書が付加されていないアプリはインストールできません。
「Nokia 5730 XpressMusic」では、メニューから「Settings」->「Settings」->「Applications」->「App. manager」を実行すると、インストール可能なアプリの設定が現れます。

「Software Installation」の項目を「Signed Only」にすると証明書のないアプリはインストールできなくなり、「All」にすると証明書のないアプリでもインストールできるようになります。
※「All」を選択し、制限を無くす場合は「Online certificate check」も、必ず「Off」にする。
ただし「All」は、リスクの伴う設定ですのでご注意下さい。
インストールの際に警告は表示されますが、証明書が付与されてないアプリでも、インストールは可能となります。
ただし、どんなアプリでもインストールできる訳ではないようです。
「証明書」が付与されていても期限が切れているものはダメですし、その他にもインストールできない条件がありそうですが、条件は不明です。
Symbian用アプリの中には、証明書を付与せずに配布されているアプリも沢山あります。
このようなアプリでも前述の通り、インストールする方法はありますし、それでもインストールできない場合は「Developer Signed」と呼ばれる開発者向けの証明書を付与してインストールする方法もあります。
「Developer Signed」は、本来、開発中のアプリを実機にインストールするための証明書ですが、個人でもこの証明書をアプリに付与することは、それほど難しくありません。
ですが、素性が不明なアプリをインストールすることは、リスクが伴う行為ですので、注意が必要です。
では、アプリケーションのインストール方法を説明してゆきましょう。
その前にアプリケーションのインストールには、リスクが伴うことは理解しておいて下さい。
PCなどと同様にインストールしたアプリケーションが原因で不具合を起こす事も考えられます。
アプリのインストールは、自己責任でお願いします。
まず、インストール用のファイルを用意しないといけません。
「sis」、「sisx」、「wgz」、「jar(jad)」などの拡張子を持つファイルがインストールでいます。
※「S40」は、「jar(jad)」のみインストール可。
アプリケーションの説明書などに従い、インストールファイルを準備しておきましょう。
2.Nokia PC Suiteからアプリをインストールする
まずは、「Nokia PC Suite」の「Nokia Application Installer」を利用したアプリのインストールを説明します。
「S60」、「S40」の両方で、この方法が利用でき、基本的に、Symbianアプリ、Javaアプリなど、全てのアプリケーションがインストールできます。
まず、携帯電話とPCをUSBケーブルで接続します。
これが終わったら「Nokia PC Suite」を起動し、「Install Applications」というアイコンをクリックします。

画面左側はPC上のファイルを表示する画面で、画面右側は、携帯電話にインストールされているアプリの一覧が表示されています。
画面左側でインストールするファイルを選択し、画面中央の「右矢印アイコン」をクリックするとインストールが開始されます。
携帯電話本体にも、インストール先などの確認画面が表示されますので、携帯電話本体を操作して、インストールを完了させてください。
この画面では、インストールしたアプリの削除も可能で、画面右側で削除するアプリを選択して反転表示させ、画面上の「ゴミ箱アイコン」をクリックすれば削除が始まります。
インストール同様に携帯電話本体でも確認画面が表示されますので、作業を継続してください。
3.インストールファイルを、携帯電話本体にコピーしてインストールする
これも「S60」、「S40」の両方で利用できます。
「Nokia PC Suite」、カードリーダーなどを使って、携帯電話本体にインストールファイルをコピーします。
「S40」の場合は、これで完了で、後は、「メニュー」の「Applicatons」などからファイルを「Open」し、設定を済ませればOKです。
「S60」の場合は、「File Manager」を起動します。
(「Nokia 5730 XpressMusic」の場合、「メニュー」から「Apps.」->「Organiser」->「File mgr.」)

一覧からインストールファイルを選択し、「Open」。

これでインストールが開始されます。
4.アプリケーションのアンインストール(S60の場合)
「S60」でのアプリケーションのアンインストール方法です。
前述の通り、「Nokia PC Suite」からも同様にアプリケーションの削除が可能ですので、そちらを利用しても構いません。
下記は「Nokia 5730 XpressMusic」の場合の例で、メニュー構成、名称などは機種によって異なります。
「メニュー」から「Settings」->「Data mgr.」->「App. mgr.」を起動します。

そして「Installed app.」起動。
一覧からアンインストールするアプリを選択し、「Options」->「Uninstall」を実行。

これでアンインストールが開始されます。
5.アプリケーションのアンインストール(S40の場合)
「S40」でのアプリケーションのアンインストール方法です。
前述の通り、「Nokia PC Suite」からも同様にアプリケーションの削除が可能ですので、そちらを利用しても構いません。
「メニュー」の「Applicatons」などからファイルを直接削除します。
しばらく、地味な話が続きましたが、次回は、いよいよ「日本語化」についてお話します。
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