2009-11-16 21:52:48
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携帯電話
「ノキア製携帯電話(S40、S60)の日本語化とは」に続いて、今回はフォントを置き換えてみます。
フォントの置き換えが通用する可能性があるのは「S60」で、「S40」はダメですのでご注意を。
ちなみに、これからの作業は、ある程度のリスクが伴いますし、実際、不具合も発生します。
作業は、自己責任で。
使用するツールも市販の物ではなく、有志の方が開発したアプリケーションを使用する場合もありますし、アプリに証明書(サイン)がない場合もあります。
上手く行かないからと言って、クレームや質問攻めで、善意の開発者の方を困らせないように。
しかし、バグ報告は喜ばれると思います。
フォントの置き換えには、外部メモリの「Resorces\Fonts」にリネームしたフォントファイルを置くと言う手法もあるのですが、「5730 XpressMusic」では通用しなかったので、今回は「FontRouter for Symbian」というアプリを使ってみます。
まず、「FontRouter.LT.for.v9.Build20071109.unsigned.sis」をダウンロードしてください。
そうそう、「5730 XpressMusic」を例にしますので、Symbian9用を使いますが、Symbian6、7、8用もありますので。
ダウンロードは終わりましたか?
ダウンロードしたファイルのファイル名に「unsigned」とあることにお気づきでしょうか?
このアプリには、以前書いた記事で少し解説した証明書(サイン)がありません。
このまま幸運にもインストールできれば良いのですが、上手くいかない場合は、ファイルに自身でサインする必要があります。
これから、サインの手順を説明します。
1.FontRouter.LTに開発者サインする
これから行うサインは、「Developer Signed(開発者証明書)」と呼ばれるもので、本来はアプリの開発者が実際に実機にインストールしてテストを行うためのものです。
製品版などに付与されるものではありません。
また、申請したIMEIを持つ携帯電話のみでインストール可能となり、広く配布するようなアプリには向かないサインです。
「Symbian Signed」というサイトの「Open Signed Online」と言うサービスを利用します。
このサービスは、手軽に利用できるため、制約も多く、「ケイパビリティ」も13個までとなっています。
と言うことで、セキュリティ上のリスクが高い機能を使うアプリにはサインできないのですが、「Fontrouter LT」には十分です。
①「Open Signed Online」にアクセスします。
②申請フォームに必要事項を入力します。

IMEI・・・携帯電話の待ち受け画面で「*#06#」と入力すると表示される15桁の番号。
Email・・・必ず、連絡を取れるアドレスを。
Application・・・先ほどダウンロードした「Fontrouter LT」のsisファイルを指定。
「Securty code」や「Accept legal argreement」も忘れずに。
③入力が終わったら「send」のボタンをクリック。

④暫くすると、申請したメールアドレス宛に確認のメールが送られてきますので、本文のリンク(確認URL)にアクセスします。

以上で申請完了です。
⑤サインが終わると、サイン済みファイルのダウンロード先の案内メールが送信されますので、ファイルをダウンロードします。
2.Fontrouter LTをインストール
「Fontrouter LT」のインストールファイルの準備が終わったら、いよいよインストールです。
手順は、通常のSymbianアプリのインストールでOK。
ただし、インストール先は、外部メモリ(E)にして下さい。
万が一(と言うほど稀ではないですね・・・。)、「起動しない」、「画面が化ける」などのトラブルが発生した場合も、メモリーカードを抜けば、起動する可能性が高いですし、後述する「Fontrouter LT」の設定ファイルもPC上で編集できます。
「5730 XpressMusic」の場合は、インストール中に「この機種には適合していない」という警告が表示されましたが、そのまま継続すれば、無事インストールできました。
3.フォントを置き換える
「Fontrouter LT」をインストールしただけでは、見た目に変化はありません。
当たり前のことで、置き換え用のフォントファイルを用意する必要があるのです。
置き換えようのフォントファイルとしては、Windows用の「True Type Fontファイル(拡張子ttf)」ファイルが使えます。
加えて「True Type Collection Fontファイル(拡張子ttc)」も使える場合があります。
また、「Open Type Fontファイル(拡張子otf)」も、拡張子をttfに変更すれば使える場合があります。
ただし、「ttc」、「otf」の使える、使えないの条件は良く分かりません。
下手のフォントを入れると、画面が化けたり、ズレたりするので覚悟しておいて下さい。
その対策として外部メモリ(E)にインストールしたんですが・・・。
そうそう、日本語化を目的としているなら日本語を含むフォントでないといけませんよ。
フォントファイルが準備できましたか?
1つだけ準備してください。
では、置き換え用のフォントファイルをインストールしてみましょう。
ここでやる方法は、最も簡単な方法です。
作業の前にカードリーダーは用意したほうがいいですね。
①外部メモリ(E)の「\Data\Fonts\」フォルダに、フォントファイルを1つだけコピーします。
USBケーブルで繋いで「Nokia PC Suite」を使ったり、「Mass Strage」として認識させたた上でコピーしても良いですし、メモリーカードを抜いてカードリーダーを使ってもOKです。
②携帯電話の電源を入れなおします。(再起動)
③どうですか?うまく置き換わりましたか?
これで「Fontrouter LT」がシステムに割り込んで、コピーしたフォントに表示を置き換えてくれます。
初期設定では、文字のギザギザ感を軽減するアンチエイリアシングが有効で、標準アプリの「Calculator」などで使われるデジタル時計チックな「Series 60 ZDigi」と言うフォントのみは、置き換えずにそのまま使われます。
大概、そう簡単には、綺麗に置き換わらないのですよね。
(今、言うなとか怒らないように。)
ズレたり、文字が大きすぎたり、化けたり。
この危機を脱出するには、メモリーカードを携帯電話から抜いて、カードリーダーでコピーしたフォントファイルを削除すればOKです。
カードリーダーが無いなら、外部メモリ(E)の「\Data\Fonts\FontRouter.ini」というファイルを「FontRouter.ini.off」などと適当にリネームした上で、一旦、電源を入れ直し、起動したら「ファイルマネージャー」を利用して、コピーしたフォントファイルを削除し、続いてリネームした「FontRouter.ini」のファイル名を元に戻した上で、電源を入れ直せばインストール直後の状態に戻ります。
トラブルがない事が一番ですが、ともかく、復旧方法はマスターしておいた方が良いですよ。
実は、表示のズレや文字の大きさについては、「FontRouter.ini」の設定である程度対応できます。
文字化けは、フォントファイルの選択ミスなので、どうにもなりませんが・・・。
次回は、フリーのフォントのご紹介と「FontRouter.ini」の設定についてお話します。
【関連記事】
・ノキア製携帯電話(S40、S60)の日本語化とは 2009/11/13
・アプリケーションのインストール(ノキア S40、S60) 2009/11/08
・活用してますか?ノキア携帯電話の便利な操作方法 2009/11/05
・地図アプリ「Maps」を活用する その2(ノキア S60、S40) 2009/11/04
・地図アプリ「Maps」を活用する その1(ノキア S60、S40) 2009/11/03
・データ通信と無線LANの設定 その3(ノキア) 2009/10/30
・データ通信と無線LANの設定 その2(ノキア) 2009/10/27
・データ通信と無線LANの設定 その1(ノキア) 2009/10/25
・ファームウェアの更新(ノキア) 2009/10/20
・本体メモリのバックアップとNokia PC Suite(ノキア) 2009/10/10
・Nokia 5730 XpressMusic 2009/10/2
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フォントの置き換えが通用する可能性があるのは「S60」で、「S40」はダメですのでご注意を。
ちなみに、これからの作業は、ある程度のリスクが伴いますし、実際、不具合も発生します。
作業は、自己責任で。
使用するツールも市販の物ではなく、有志の方が開発したアプリケーションを使用する場合もありますし、アプリに証明書(サイン)がない場合もあります。
上手く行かないからと言って、クレームや質問攻めで、善意の開発者の方を困らせないように。
しかし、バグ報告は喜ばれると思います。
フォントの置き換えには、外部メモリの「Resorces\Fonts」にリネームしたフォントファイルを置くと言う手法もあるのですが、「5730 XpressMusic」では通用しなかったので、今回は「FontRouter for Symbian」というアプリを使ってみます。
まず、「FontRouter.LT.for.v9.Build20071109.unsigned.sis」をダウンロードしてください。
そうそう、「5730 XpressMusic」を例にしますので、Symbian9用を使いますが、Symbian6、7、8用もありますので。
ダウンロードは終わりましたか?
ダウンロードしたファイルのファイル名に「unsigned」とあることにお気づきでしょうか?
このアプリには、以前書いた記事で少し解説した証明書(サイン)がありません。
このまま幸運にもインストールできれば良いのですが、上手くいかない場合は、ファイルに自身でサインする必要があります。
これから、サインの手順を説明します。
1.FontRouter.LTに開発者サインする
これから行うサインは、「Developer Signed(開発者証明書)」と呼ばれるもので、本来はアプリの開発者が実際に実機にインストールしてテストを行うためのものです。
製品版などに付与されるものではありません。
また、申請したIMEIを持つ携帯電話のみでインストール可能となり、広く配布するようなアプリには向かないサインです。
「Symbian Signed」というサイトの「Open Signed Online」と言うサービスを利用します。
このサービスは、手軽に利用できるため、制約も多く、「ケイパビリティ」も13個までとなっています。
と言うことで、セキュリティ上のリスクが高い機能を使うアプリにはサインできないのですが、「Fontrouter LT」には十分です。
①「Open Signed Online」にアクセスします。
②申請フォームに必要事項を入力します。

IMEI・・・携帯電話の待ち受け画面で「*#06#」と入力すると表示される15桁の番号。
Email・・・必ず、連絡を取れるアドレスを。
Application・・・先ほどダウンロードした「Fontrouter LT」のsisファイルを指定。
「Securty code」や「Accept legal argreement」も忘れずに。
③入力が終わったら「send」のボタンをクリック。

④暫くすると、申請したメールアドレス宛に確認のメールが送られてきますので、本文のリンク(確認URL)にアクセスします。

以上で申請完了です。
⑤サインが終わると、サイン済みファイルのダウンロード先の案内メールが送信されますので、ファイルをダウンロードします。
2.Fontrouter LTをインストール
「Fontrouter LT」のインストールファイルの準備が終わったら、いよいよインストールです。
手順は、通常のSymbianアプリのインストールでOK。
ただし、インストール先は、外部メモリ(E)にして下さい。
万が一(と言うほど稀ではないですね・・・。)、「起動しない」、「画面が化ける」などのトラブルが発生した場合も、メモリーカードを抜けば、起動する可能性が高いですし、後述する「Fontrouter LT」の設定ファイルもPC上で編集できます。
「5730 XpressMusic」の場合は、インストール中に「この機種には適合していない」という警告が表示されましたが、そのまま継続すれば、無事インストールできました。
3.フォントを置き換える
「Fontrouter LT」をインストールしただけでは、見た目に変化はありません。
当たり前のことで、置き換え用のフォントファイルを用意する必要があるのです。
置き換えようのフォントファイルとしては、Windows用の「True Type Fontファイル(拡張子ttf)」ファイルが使えます。
加えて「True Type Collection Fontファイル(拡張子ttc)」も使える場合があります。
また、「Open Type Fontファイル(拡張子otf)」も、拡張子をttfに変更すれば使える場合があります。
ただし、「ttc」、「otf」の使える、使えないの条件は良く分かりません。
下手のフォントを入れると、画面が化けたり、ズレたりするので覚悟しておいて下さい。
その対策として外部メモリ(E)にインストールしたんですが・・・。
そうそう、日本語化を目的としているなら日本語を含むフォントでないといけませんよ。
フォントファイルが準備できましたか?
1つだけ準備してください。
では、置き換え用のフォントファイルをインストールしてみましょう。
ここでやる方法は、最も簡単な方法です。
作業の前にカードリーダーは用意したほうがいいですね。
①外部メモリ(E)の「\Data\Fonts\」フォルダに、フォントファイルを1つだけコピーします。
USBケーブルで繋いで「Nokia PC Suite」を使ったり、「Mass Strage」として認識させたた上でコピーしても良いですし、メモリーカードを抜いてカードリーダーを使ってもOKです。
②携帯電話の電源を入れなおします。(再起動)
③どうですか?うまく置き換わりましたか?
これで「Fontrouter LT」がシステムに割り込んで、コピーしたフォントに表示を置き換えてくれます。
初期設定では、文字のギザギザ感を軽減するアンチエイリアシングが有効で、標準アプリの「Calculator」などで使われるデジタル時計チックな「Series 60 ZDigi」と言うフォントのみは、置き換えずにそのまま使われます。
大概、そう簡単には、綺麗に置き換わらないのですよね。
(今、言うなとか怒らないように。)
ズレたり、文字が大きすぎたり、化けたり。
この危機を脱出するには、メモリーカードを携帯電話から抜いて、カードリーダーでコピーしたフォントファイルを削除すればOKです。
カードリーダーが無いなら、外部メモリ(E)の「\Data\Fonts\FontRouter.ini」というファイルを「FontRouter.ini.off」などと適当にリネームした上で、一旦、電源を入れ直し、起動したら「ファイルマネージャー」を利用して、コピーしたフォントファイルを削除し、続いてリネームした「FontRouter.ini」のファイル名を元に戻した上で、電源を入れ直せばインストール直後の状態に戻ります。
トラブルがない事が一番ですが、ともかく、復旧方法はマスターしておいた方が良いですよ。
実は、表示のズレや文字の大きさについては、「FontRouter.ini」の設定である程度対応できます。
文字化けは、フォントファイルの選択ミスなので、どうにもなりませんが・・・。
次回は、フリーのフォントのご紹介と「FontRouter.ini」の設定についてお話します。
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