ファイルマネージャーとテキストエディタのインストール(ノキアS60)
さて、このシリーズもノキア製携帯電話の日本語化のお話に突入しておりますが、今回は、ちょっと横道にそれます。

とは言え「Fontrouter LTの設定(ノキアS60)」とも関連のある話です。

今回は、ファイルマネージャーとテキストエディタのインストールです。
フォントの置き換えなどの作業もそうですが、ファイルマネージャーとテキストエディタは、何かと重宝します。

「ファイルマネージャーは、標準の機能として存在するじゃなか?」とお思いかもしれませんが、標準のファイルマネジャーは、制限が多く、アクセスや操作ができない領域が存在します。

今回ご紹介するファイルマネージャーは、制限領域にもアクセスできるものですが、その分、操作を誤れば、思わぬ不具合を招きかねません。

いつも言っておりますが、作業は自己責任でお願いします。

今回も例として「5730 XpressMusic」を使用していますが、勿論、他のモデルにも応用できる内容です。


1.ファイルマネジャーのインストール

一口にファイルマネージャーと言っても様々なものがありますが、ここでご紹介するのは「ActiveFile」というフリーのファイルマネージャーです。

「Basic capabilities」、「Extended capabilities」、「Manufacturer capabilities」の3種類がありますが、「Basic capabilities」で良いと思います。

「Extended capabilities」、「Manufacturer capabilities」は、「Basic capabilities」では出来ない操作も可能ですが、インストールファイルは、サインされていません。

Symbianアプリのインストール手順で簡単にインストールできますので、インストールしてみましょう。

「ActiveFile」は、本体メモリ(C:)、外部メモリ(E:)だけでなく、D、Zドライブと言った制限領域にもアクセスできます。

ActiveFileの基本画面

Inboxや実行中のプロセスやタスクまで参照でき、これらを操作できるのが特徴です。


設定にもよりますが、2画面(パネル)構成で、それぞれを切り替えて、同時に使うことができます。
下の画面は、もう1つのパネル。画面右上の表示で「Pane#2」となっていますね。

ActiveFileのパネル2

それぞれの画面で別の領域を参照できますので、何かと便利です。
画面(パネル)の切り替えは、「※」キーで行います。

ナビゲーションキーの左右のボタンで、フォルダの階層を移動でき、操作も快適です。


機能はファイルマネージャーの領域を超えており、メッセージエクスプローラー、スクリーンキャプチャ機能、バッテリーモニター、メモリーモニターの機能も備えています。

ActiveFileのToolsメニュー

アリバイ用なのか、あたかも自分が受信したように見えるSMSをInbox内に作成できる怪しげな機能も・・・。


「Misc」メニューからは、自身のハードウェアに関する情報が参照できます。

ActiveFileのMiscメニュー


標準の設定では、コピー&ペーストの機能が、コピーしたファイルを、もう1つ画面で開いている領域にペーストする動作になっています。

Copymodeの設定

違和感がある場合は、「Options」->「Settings」->「General」の「Copy mode」を「Paste」に変えると良いでしょう。

これで普通にコピー&ペーストできます。


以上、ActiveFileのご紹介でしたが、同じく高機能なフリーのファイルマネジャーとしては「Y-Browser」も有名ですね。

こちらはプラグインで、機能強化できます。


2.テキストエディタのインストール

続いてテキストエディタのご紹介。

テキストエディタがあれば、「FontRouter LT」の設定ファイル「FontRouter.ini」などを直接、携帯電話上で編集でき、大変便利です。

テキストエディタとしては「py60tex」が良いでしょう。

開発された方が、日本人と言うこともあってメニューの日本語表示が可能です。
(反面、日本語が表示できない携帯電話では化けますよ。)

py60texの基本画面

このアプリは「Python」という言語で記述されているため、ややインストール手順が複雑になりますが、配布ページで詳しく説明されているんで大丈夫でしょう。

「py60tex」は、Unicode(utf-8)のテキストファイルの他に「SJIS」のテキストファイルも扱えますので、日本語環境では重宝するアプリです。

py60texの編集モード

アプリとしては、シンプルな部類ですが、その分応用範囲も広いので、色々と活用方法を考えて見て下さい。

ナビゲーションキー中央のボタンで、モードの切り替えができます。

py60texのジャンプモード

「ジャンプ移動モード」は、ナビゲーションキーで、一気に文末、行末に移動できますので、モードを切り替えながら編集すると作業効率がアップするでしょう。

同じテキストファイルをPCとpy60texの両方で編集するケースがある場合は、「Options」->「設定」の「全般」タブにある「改行コード」を「CRLF」に変更しておけば、PC、py60texの改行コードが統一できます。

改行コードの設定

これをやっておかないと、改行が変になりますよ。


今回は、流れとしてはイレギュラーでしたが、次回からは日本語化の話に戻ります。


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