2009-11-29 21:26:27
カテゴリタグ:
携帯電話
今回は「Fontrouter LTでフォントを置き換える(ノキアS60)」の続編になりますが、前記事の「ファイルマネージャーとテキストエディタのインストール(ノキアS60)」でインストールしたアプリも活用します。
いつものように例として「ノキア 5730 XpressMusic」を使用します。
前に書いたとおり、日本語、中国語の両方の文字を含むフォントで置き換え、日本語も中国語も美しく表示しようと言うのが今回の趣旨です。
フォントの置き換えには「FontRouter LT」を使いますが、リスクが伴う作業なので、自己責任でお願いします。
まず、予めインストールされているフォントのファイル名やフォント名を知っておくと便利です。
フォントファイルの確認には、前記事でインストールした「ActiveFile」を使います。
フォントファイルは、Zドライブの「\resource\Fonts」フォルダに収められていますので、ここを参照してみましょう。

私の「ノキア 5730 XpressMusic」の場合は、
・nosnr60.ttf
・nssb60.ttf
・nstsb60.ttf
・S60SC.ccc
・S60TCHK.ccc
・S60ZDIGI.ttf
の6つのフォントファイルが収まっています。
ちなみに「ActiveFile」を使って、これらのフォントを外部メモリなどにコピーすれば、間接的にPCにもコピーできます。
フォントの詳細を知るにはPCにコピーした方が便利ですが、Zドライブは、大切なシステム領域なので、操作は慎重に!
PCのコピーしたファンとファイルをダブルクリックするとフォントの詳細が表示されます。

1つのファイルに複数の書体を含む場合もありますが、その場合は画面上のボタンで切り替えられます。
フォント名が表示されますが、「FontRouter LT」の設定では、これが重要になります。
ただし、日本語フォントの場合、フォント名が日本語で表示されてしまいます。
(「FontRouter LT」では、アルファベット表記のフォント名が必要。)
このような場合は、一旦、そのフォントを「FontRouter LT」で置き換えフォントに使ってしまってから、前記事でインストールした「py60tex」を使うと良いでしょう。
「py60tex」を起動し「Options」->「設定」の「表示」タブを開きます。

ここに「フォト選択」という項目がありますが、ここで読み込まれているフォントの一覧(フォント名)が確認できます。

ファイル名とフォント名の紐付けがされている訳ではありませんが、大体、予想できますね。
ちなみに「py60tex」のフォント選択機能を使えば、フォントに含まれる文字もある程度特定できます。
例えば、日本語で何か入力して、フォントを切り替えたときに、文字化けしてしまったら、このフォントには日本語の文字は含まれていない事になります。
それから、あえて書きませんでしたが、「FontRouter LT」をGUI画面で設定するツールである「FontRouterMan」というアプリでも読み込まれているフォントのフォント名が確認できます。
現状、「FontRouterMan」は、「FontRouter.LT.for.v9.Build20071109」にしか対応していないのご注意を。

これを使えば、設定ファイル「fontrouter.ini」をエディタで編集する必要が無くなり、GUI画面上で同様の設定が出来るようになります。

「FontMap」を追加することもできますんね。

読み込まれているフォントのフォント名を確認するには「Options」->「Font Installed」を実行します。

読み込まれているフォントのフォント名一覧が表示されます。

この一覧は、「CopyList」を実行するとクリップボードにコピーでき、再利用もし易くなっています。
前置きが長くなりましたが、これらの情報は「FontRouter LT」の設定で役に立ちます。
では、本題に移ります。
今回の作業目的を思い出しておきましょう。
「日本語も中国語も美しく表示する」でしたね。
日本語と中国語両方OKな、フリーのフォントが在るのかと言う点が問題ですが、ちゃんとありますよ。
ブログ「こばこのひみつ」で配布されている「Symbian S60 3rd用フォント」です。
ここでは、フリーの合成フォントが色々と配布されています。
どの日本語フォントも見やすく、縮小サイズも配布されているので、置き換えに便利ですね。
今回は、日本語だけでなく、中国語も表示したいと言う目的があるので、以前ご紹介した「M+」フォントとフリーの中国語フォント「Wen Quan Yi」の合成フォントである「M_1P_WenQuanYiZenHei.zip」を利用させて頂きました。
このフォント、縮小版を使えば、複雑な設定をしなくとも綺麗に表示できるのですが、今回は、あえて縮小されていないフォントファイルを使います。
「fontrouter.ini」の設定は、下記の通りです。変更点だけ、抜き出しています。
まず、
の2行を追加。
元々インストールされていた(日本語を含む)中国語フォントは使わないので、読み込まないようにしました。
を
に変更。
ファイルを明示的に指定しました。
元の設定でも問題ないのですが、こうしておけば、複数のフォントファイルを置いても大丈夫です。
「FontMap」に以下を追加。
最初の2行で、元々インストールされている「Nokia Sans S60」、「Nokia Sans TitleSmBd S60」は、「FontRouter LT」の処理から外し、呼び出された時は、そのまま表示されるようにしました。
残りの設定で、文字の大きさのバランスを取っているのですが、前にも書いたとおり「Global zoom(Z)」を使うと、「N-GAGE」が起動しなくなるので、フォントサイズを指定してサイズを変更しています。
場所によって、使われるフォントのサイズは、大体、決まっているので、特定のサイズで呼び出しに対して、別のサイズで表示するようにして、文字の大きさのバランスを取っています。
ちなみに明示的にフォント名を指定せずに「*」としたのは、指定した場合、上手く機能しなかったためです。
どうも「システム」に使われるフォントに関しては、「フォント名」ではなく「システムフォント」と言った別の呼称で呼び出しが行われているような感じがします。
それから
を
に変更。
ここは、他の「FontMap」の記述から漏れたものの処理になります。
元の記述のままでも問題ないはずですが、一応、他の設定とパラメーターを揃えてみました。
さて、表示はと言うとメニューは、こんな感じになります。

日本語のSMSの表示も問題ないようです。

中国語のSMSも、この通り。

これは、簡体字ですが、繁体字も大丈夫です。
フォントに関しては、これで目的を果たしましたが、次回もフォントのお話の予定。
色々とフリーの日本語フォントをご紹介しましたが、次回は、有料の日本語フォントをご紹介したいと思います。
【関連記事】
・ファイルマネージャーとテキストエディタのインストール(ノキアS60) 2009/11/19
・Fontrouter LTの設定(ノキアS60) 2009/11/18
・Fontrouter LTでフォントを置き換える(ノキアS60) 2009/11/16
・ノキア製携帯電話(S40、S60)の日本語化とは 2009/11/13
・アプリケーションのインストール(ノキア S40、S60) 2009/11/08
・活用してますか?ノキア携帯電話の便利な操作方法 2009/11/05
・地図アプリ「Maps」を活用する その2(ノキア S60、S40) 2009/11/04
・地図アプリ「Maps」を活用する その1(ノキア S60、S40) 2009/11/03
・データ通信と無線LANの設定 その3(ノキア) 2009/10/30
・データ通信と無線LANの設定 その2(ノキア) 2009/10/27
・データ通信と無線LANの設定 その1(ノキア) 2009/10/25
・ファームウェアの更新(ノキア) 2009/10/20
・本体メモリのバックアップとNokia PC Suite(ノキア) 2009/10/10
・Nokia 5730 XpressMusic 2009/10/2
気に入ったら下のバナーのクリックをお願いします。
いつものように例として「ノキア 5730 XpressMusic」を使用します。
前に書いたとおり、日本語、中国語の両方の文字を含むフォントで置き換え、日本語も中国語も美しく表示しようと言うのが今回の趣旨です。
フォントの置き換えには「FontRouter LT」を使いますが、リスクが伴う作業なので、自己責任でお願いします。
まず、予めインストールされているフォントのファイル名やフォント名を知っておくと便利です。
フォントファイルの確認には、前記事でインストールした「ActiveFile」を使います。
フォントファイルは、Zドライブの「\resource\Fonts」フォルダに収められていますので、ここを参照してみましょう。

私の「ノキア 5730 XpressMusic」の場合は、
・nosnr60.ttf
・nssb60.ttf
・nstsb60.ttf
・S60SC.ccc
・S60TCHK.ccc
・S60ZDIGI.ttf
の6つのフォントファイルが収まっています。
ちなみに「ActiveFile」を使って、これらのフォントを外部メモリなどにコピーすれば、間接的にPCにもコピーできます。
フォントの詳細を知るにはPCにコピーした方が便利ですが、Zドライブは、大切なシステム領域なので、操作は慎重に!
PCのコピーしたファンとファイルをダブルクリックするとフォントの詳細が表示されます。

1つのファイルに複数の書体を含む場合もありますが、その場合は画面上のボタンで切り替えられます。
フォント名が表示されますが、「FontRouter LT」の設定では、これが重要になります。
ただし、日本語フォントの場合、フォント名が日本語で表示されてしまいます。
(「FontRouter LT」では、アルファベット表記のフォント名が必要。)
このような場合は、一旦、そのフォントを「FontRouter LT」で置き換えフォントに使ってしまってから、前記事でインストールした「py60tex」を使うと良いでしょう。
「py60tex」を起動し「Options」->「設定」の「表示」タブを開きます。

ここに「フォト選択」という項目がありますが、ここで読み込まれているフォントの一覧(フォント名)が確認できます。

ファイル名とフォント名の紐付けがされている訳ではありませんが、大体、予想できますね。
ちなみに「py60tex」のフォント選択機能を使えば、フォントに含まれる文字もある程度特定できます。
例えば、日本語で何か入力して、フォントを切り替えたときに、文字化けしてしまったら、このフォントには日本語の文字は含まれていない事になります。
それから、あえて書きませんでしたが、「FontRouter LT」をGUI画面で設定するツールである「FontRouterMan」というアプリでも読み込まれているフォントのフォント名が確認できます。
現状、「FontRouterMan」は、「FontRouter.LT.for.v9.Build20071109」にしか対応していないのご注意を。

これを使えば、設定ファイル「fontrouter.ini」をエディタで編集する必要が無くなり、GUI画面上で同様の設定が出来るようになります。

「FontMap」を追加することもできますんね。

読み込まれているフォントのフォント名を確認するには「Options」->「Font Installed」を実行します。

読み込まれているフォントのフォント名一覧が表示されます。

この一覧は、「CopyList」を実行するとクリップボードにコピーでき、再利用もし易くなっています。
前置きが長くなりましたが、これらの情報は「FontRouter LT」の設定で役に立ちます。
では、本題に移ります。
今回の作業目的を思い出しておきましょう。
「日本語も中国語も美しく表示する」でしたね。
日本語と中国語両方OKな、フリーのフォントが在るのかと言う点が問題ですが、ちゃんとありますよ。
ブログ「こばこのひみつ」で配布されている「Symbian S60 3rd用フォント」です。
ここでは、フリーの合成フォントが色々と配布されています。
どの日本語フォントも見やすく、縮小サイズも配布されているので、置き換えに便利ですね。
今回は、日本語だけでなく、中国語も表示したいと言う目的があるので、以前ご紹介した「M+」フォントとフリーの中国語フォント「Wen Quan Yi」の合成フォントである「M_1P_WenQuanYiZenHei.zip」を利用させて頂きました。
このフォント、縮小版を使えば、複雑な設定をしなくとも綺麗に表示できるのですが、今回は、あえて縮小されていないフォントファイルを使います。
「fontrouter.ini」の設定は、下記の通りです。変更点だけ、抜き出しています。
まず、
DisableFontFile=Z:\Resource\Fonts\S60SC.ccc
DisableFontFile=Z:\Resource\Fonts\S60TCHK.ccc
の2行を追加。
元々インストールされていた(日本語を含む)中国語フォントは使わないので、読み込まないようにしました。
ExtraFontFile=\Data\Fonts\*.*
を
ExtraFontFile=\Data\Fonts\M+1P+WenQuanYiZenHei.ttf
に変更。
ファイルを明示的に指定しました。
元の設定でも問題ないのですが、こうしておけば、複数のフォントファイルを置いても大丈夫です。
「FontMap」に以下を追加。
Nokia Sans S60=
Nokia Sans TitleSmBd S60=
*@12=*@14:AY0W0L0Z100C100
*@14=*@14:AY0W0L0Z100C100
*@16=*@14:AY0W0L0Z100C100
*@18=*@15:AY0W0L0Z100C100
*@20=*@17:AY0W0L0Z100C100
*@24=*@21:AY0W0L0Z100C100
最初の2行で、元々インストールされている「Nokia Sans S60」、「Nokia Sans TitleSmBd S60」は、「FontRouter LT」の処理から外し、呼び出された時は、そのまま表示されるようにしました。
残りの設定で、文字の大きさのバランスを取っているのですが、前にも書いたとおり「Global zoom(Z)」を使うと、「N-GAGE」が起動しなくなるので、フォントサイズを指定してサイズを変更しています。
場所によって、使われるフォントのサイズは、大体、決まっているので、特定のサイズで呼び出しに対して、別のサイズで表示するようにして、文字の大きさのバランスを取っています。
ちなみに明示的にフォント名を指定せずに「*」としたのは、指定した場合、上手く機能しなかったためです。
どうも「システム」に使われるフォントに関しては、「フォント名」ではなく「システムフォント」と言った別の呼称で呼び出しが行われているような感じがします。
それから
*=*
を
*=*:AY0W0L0Z100C100
に変更。
ここは、他の「FontMap」の記述から漏れたものの処理になります。
元の記述のままでも問題ないはずですが、一応、他の設定とパラメーターを揃えてみました。
さて、表示はと言うとメニューは、こんな感じになります。

日本語のSMSの表示も問題ないようです。

中国語のSMSも、この通り。

これは、簡体字ですが、繁体字も大丈夫です。
フォントに関しては、これで目的を果たしましたが、次回もフォントのお話の予定。
色々とフリーの日本語フォントをご紹介しましたが、次回は、有料の日本語フォントをご紹介したいと思います。
【関連記事】
・ファイルマネージャーとテキストエディタのインストール(ノキアS60) 2009/11/19
・Fontrouter LTの設定(ノキアS60) 2009/11/18
・Fontrouter LTでフォントを置き換える(ノキアS60) 2009/11/16
・ノキア製携帯電話(S40、S60)の日本語化とは 2009/11/13
・アプリケーションのインストール(ノキア S40、S60) 2009/11/08
・活用してますか?ノキア携帯電話の便利な操作方法 2009/11/05
・地図アプリ「Maps」を活用する その2(ノキア S60、S40) 2009/11/04
・地図アプリ「Maps」を活用する その1(ノキア S60、S40) 2009/11/03
・データ通信と無線LANの設定 その3(ノキア) 2009/10/30
・データ通信と無線LANの設定 その2(ノキア) 2009/10/27
・データ通信と無線LANの設定 その1(ノキア) 2009/10/25
・ファームウェアの更新(ノキア) 2009/10/20
・本体メモリのバックアップとNokia PC Suite(ノキア) 2009/10/10
・Nokia 5730 XpressMusic 2009/10/2
気に入ったら下のバナーのクリックをお願いします。